ホ・ジノ監督作品がベネチア映画祭閉幕作に


 第66回ベネチア国際映画祭のクロージング作品に、ホ・ジノ監督ほかが参加している韓中合作映画『愛してる、成都』が決まった。

 同映画祭組織委員会が28日午後(現地時間)に開いた記者会見で発表した。『愛してる、成都』はアジアの映画監督3人がオムニバス形式で撮影した映画。ホ・ジノ監督、香港のフルーツ・チャン(陳果)監督、中国朝鮮族のロック歌手・崔健が、中国・四川大地震をテーマに描いたもの。

 韓国人監督が参加した映画がベネチア映画祭はもちろん、世界3大映画祭の閉幕作品に選ばれたのは今回が初めて。ホ・ジノ監督と主演の一人チョン・ウソンは閉幕式に正式に出席し、レッドカーペットイベントに臨む。

 ホ・ジノ監督が手掛けた同映画の「きみに微笑む雨」編は、チョン・ウソンと中国人女優の高圓圓が主演。この作品はアメリカ留学時に、恋とは知らずに別れ、数年後に再会した男女二人の物語を、ホ・ジノ監督独特の視線で描いている。

 今年のベネチア映画祭は9月2日から12日までの11日間にわたり開催される。

チョン・ヒョンファ記者
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