ユン・サンヒョン、元事務所を反訴へ


 元所属事務所との「二重契約紛争」に巻き込まれた俳優ユン・サンヒョンが、元事務所エックスタウン・エンターテインメントによる損害賠償請求に対し、反訴する構えであることを公式に表した。

 ユン・サンヒョンの現属事務所MGBエンターテインメント側は28日午後、「エックスタウン側は契約書に明示された出演料の精算について、2006年のドラマ『恋の花火』をはじめ、常習的にこれを守ってこなかった。昨年放送されたシチュエーションコメディー『クク島の秘密』の出演料も、同作が終わってから数カ月が過ぎた現在まで、支給されていない」と主張した。

 「このような状況から、契約書に明示された契約破棄の条件に基づき、専属契約は自動的に破棄となる。これについては08年11月、エックスタウン側に内容証明を送った」と説明した。

 また、「エックスタウンは今年2月に続き、今回もまたユン・サンヒョンのドラマ出演を前に同問題を持ち出し、成長を遂げる俳優を故意に陥れようとしている。ユン・サンヒョンのイメージと名誉をダウンさせようとする意図的な行為だ」と主張した。

 そして、「元所属俳優に対する芸能事務所のこのような悪質な行為に対し、俳優の権益保護のため、あらゆる手段を講じ、強硬な態度で対応に臨む」との立場を示した。

キム・スジン記者
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