22日午後、都内ホテルで行われた「WOW FES!」の記者会見に俳優チョン・ウソンが参加した。
10月10日に、東京・渋谷の代々木第一体育館・第二体育館、SHIBUYA-AXおよびその周辺一体で開催される「WOW FES!」のメインゲストとしてチョン・ウソンが招かれることになり、この日、その記者会見が行われた。「WOW FES!」は、放送とイベントを融合させ、同日午前10時から12時間、現地特設スタジオからの生放送を中心に無料放送するというWOWOW初の大イベントだ。
当日、チョン・ウソンを迎え、今秋劇場公開される最新映画『きみに微笑む雨』のジャパン・プレミア試写会やトーク・イベントなどを開催し、その模様は全国に生中継されるとのことだ。
チョン・ウソンは、映画が封切り前に放送されることについて「劇場公開する前の映画を放送するのは、異例のことかと思います。しかし、WOWOWのムービースタープロジェクトでチョン・ウソンを扱いたい、と話をいただき、どこからそんな勇気が出たのか分かりませんが、是非引き受けたいと思いました。この事でシナジー効果が出来るのではないか、映画にとっても非常に良い効果があるのではないか、と前向きな気持ちで引き受けることにしました」と語った。
映画制作や監督への進出に関しては、「数年前から“監督をやりたい”と夢を語ってきましたが、実は小さなプロダクションを2年前に立ち上げました。実際『きみに微笑む雨』では共同制作としても参加しています。「監督になるのが夢だ」と語ってきましたが、今となっては現実に近づいてきている気がします。監督を目標にシナリオを書いていますし、プロジェクトがいくつかあり、今後の予定としては、1本映画を準備しています。また多くのファンの皆さんからドラマで演技を見たいとリクエストをいただいていて、準備しています。そのドラマの撮影が終わった、来年の前半くらいには監督デビューが出来るのではと考えています」との展望を明かした。
また、一部で報じられた一般女性との交際のうわさについても口を開き、「どんな女性だか気になるんですが(笑)。若い女性だそうですが、顔も知らない人とどうやって付き合うんでしょうか。記事を書いた記者がその女性をどこかに隠しているのならば、ぜひ見せていただきたいと思いました。『結婚、彼女、愛』は最近わたしのテーマでもあり、考えるようになりましたが、まだ決まった女性はいません」と余裕で一蹴(いっしゅう)した。
東京=野崎友子通信員