キム・ヒョジンが変わった。まだ高校1年生だった1999年、新世代スターとしてデビューしたキム・ヒョジンは、10年が過ぎた今、恋をし、演技派女優へと成長した。9日公開予定の映画『オガムド』は、成長したキム・ヒョジンを見ることができる作品だ。
5人の監督によるオムニバス映画『オガムド』で、キム・ヒョジンはミン・ギュドン監督の『始めと終わり』編に出演した。キム・ヒョジンはこの作品で、ある女性(オム・ジョンファ)を愛し、その女性の夫(ファン・ジョンミン)と不倫をする役を演じる。
キム・ヒョジンはこの作品のために長かった髪をショートにした。ファン・ジョンミンとのベッドシーン、オム・ジョンファとのレズビアンシーンにも挑戦した。元気な女性のイメージが強かった過去のキム・ヒョジンの姿はどこにもない。
-難しい役だが、出演を決めた理由は?
「これまでとは違うキャラクターを演じてみたかった。新しいものに挑戦してみたいと思っていたとき、この作品のシナリオを受け取った。理解できない部分もあったが、役に魅力を感じたし、うまく演じることができるような気がした」
-男と女を同時に愛する人物だ。一人の女性を愛し、その女性の夫と不倫を…。
「わたしはそのような行動を理解できないけれど、本当に人を好きになるということは、そういうことなのではないかとも思う。わたしが演じた役は両性的な女性。愛のために男を利用することもある。こんな愛し方もあるということを見せたかった」
-激しいベッドシーンなど、女優として難しい部分もあったと思うが。
「そろそろわたしが“こうありたい”と願う女優になれるのではないかと思った。そして今回の作品で、もっとうまく演じることができるという勇気も得た。難しいシーンもうまく撮影することができた。
わたしの情熱がうまく表現できたと思う」