イ・ジュンギが日本コンサート開催で訪日


 俳優イ・ジュンギが、16日夜、日本公演のために訪日、17日午後、韓国文化院ハンマダンホールにて記者会見を行った。会見には、イ・ジュンギ側の意向で、抽選で選ばれたファン100名も招待されていた。

 金髪ヘアという珍しいスタイルで登場したイ・ジュンギは会見で「今回は、前回のファンミーティングより楽しんでもらえるのものをといろいろ準備してきた。皆さんに楽しんでもらえると思うし、自分も楽しみたい」と翌日に控えた公演について期待感を示した。

 アルバム「J-Style」を発売したことに関して、「『EPISODE 2』を準備するにあたって、音楽を、優秀な人たちと一緒に作れればと思った。アルバムを作ることで、歌手として新たな挑戦をすると思われがちだが、『EPISODE 2』で、いろいろなパフォーマンス、いろいろな面を併せ持ったものにすれば、プレゼントセットのようなものをファンにプレゼントできるのではと思った」とその意図を表現。


 「歌手になる考えはない。俳優として持っている目標をまだ達成していないし、そもそも俳優に成功というものはないと思うから。常に挑戦を続けていくのも難しい。いろいろな人生を演じ分け、探究していくのだから、俳優として成功できるかもわからない」と、本業への思いも吐露。

 そして「アルバムは、今後も作っていくと思うが、それはファンのために、プレゼントとしてやるもの。それによっていい思い出作りができれば」とし、「作詞、作曲など自分がやりたいという欲がでてきたら、挑戦していきたい。ファンの皆さんによりよいプレゼントをするためには、いろいろチャレンジして、準備していきたいので、期待してほしい」とファンへ語りかけた。


 『EPISODE 2』が日本をはじめ海外のファンも集め大成功に終わったことについては、「3年ぶりの『EPISODE 2』だったが、その間は作品への欲が出てきていた時期で、それ以外のことができなかった。プレッシャーを感じたが、たくさんの皆さんが席を埋めて楽しんでくれたので、まさに“歓喜”、なんて自分は幸せなんだろうと感じさせてくれた。そして、作品だけに没頭してきたことを申し訳なく思った。これから時間がある限りファンの皆さんのために時間を割いていこうと心に誓った」と語った。

 「日本のファンの皆さんと久々に会えてわくわくしている。準備できるだけのことはしてきた。海外なので、制限もあったが、少しでも楽しんでもらいたいと思っている。韓国・中国とは少し内容が違う。神戸と横浜でも少し変えている。内容は秘密」とし、最後に「たびたび時間を作って日本に来たい」と口にすると、ファンからは大きな拍手が沸き起こった。


 18日に神戸国際会館、19日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催される日本公演「Lee Jun Ki 2009 in JAPAN for SPLENDOR」を行うイ・ジュンギ。4月にはソウルで約4000人を集め「EPISODE 2」を開催し、5月には中国・上海で1万人規模の公演を行ったが、その勢いのまま、待望の日本公演を迎える。

 日本公演にあたって、「いろいろなアイデアを提案した。しかし、正直なところ特殊効果、舞台装置など50の提案のうち40は却下された。海外だし、いろいろな問題・制限があったが、その中でもベストのものを作り上げようと努力してきた。これまで見せてきたものよりずっと楽しいものになると思う」と自信を持って明言したイ・ジュンギの「コンサート」に期待したい。



東京=野崎友子通信員

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