キム・レウォン、本当に「入隊前最後の日本ファンミ」を開催


 俳優キム・レウォンが11日午後5時、東京国際フォーラムホールAにてファンミーティング「Message」を開催。約3000人のファンがキム・レウォンとの2年間の別れの前、最後の触れ合いの時間を持った。

 入隊が近いとされていたキム・レウォンだが、ついに8月13日に入隊が確定。共益勤務要員として兵役に就くことになっている。

 キム・レウォンはファンミーティングでトークのほか、趣味でスコアが85から90ぐらいだというゴルフの腕前を披露(?)するパターゲーム、歌の披露などを行った。


 「入隊が決まったので、しばらく皆さんにお会いできなくなるので、どうしても会いたくてやってきた。今日は明るく過ごしたい」と、寂しい気持ちを抱くファンと自身に言い聞かせるように語った。

 「8月の入隊を決めた。本当は、このファンミーティングの後にドラマの出演を決めていたのだが、国防の義務を果たすために、申し訳ないが丁重にお断りすることになった」。

 キム・レウォンは、兵役前に、サッカーを題材にしたMBCドラマ『地面にヘディング』に主演が決まっていたが、降板が決定したと10日に所属事務所が公表していた。


 また、釣りが趣味として知られているキム・レウォンは、写真を見せながら「先日、ハン・ソッキュさんと1週間ほど釣りに行った」と意外な交友関係と、旅について明かし、「実は、この日は1匹も釣れなかった。ハン・ソッキュさんは1匹だけ釣れた。この日釣った魚でいろいろ料理しようと食材をそろえて行ったのだが…」などと笑いながら話した。

 キム・レウォンジャパンオフィシャルファンクラブ(http://www.kimraewon.jp/)会員から、巨大な寄せ書きの垂れ幕が贈呈されると、それまでの明るい笑顔が、少しこわばり目が赤くなった。「これまでいただいたどんなプレゼントより一番うれしい」と声をつまらせぎみに感謝の言葉を述べた。


 前回のファンミーティングでファンがキム・レウォンに贈った歌「負けないで」をこの日はファンと一緒に歌い、またファンへの感謝の手紙を朗読。アンコールでは、イ・ジョクの大ヒットナンバー「タヘンイダ(幸いだ)」を歌い、2時間のファンとの触れ合いを締めくくった。

 なお、この日はゲストにシンガー・ソング・ライターのイ・ジョクが登場。キム・レウォンが歌った「タヘンイダ(幸いだ)」はイ・ジョクの歌だ。イ・ジョクは、あまりOSTで歌ったことはないのだが、珍しくドラマ『食客』に参加しており、その曲「贈り物」とデビュー曲「かたつむり」を披露し、ファンミーティングを盛り上げた。そして日本語が非常に流暢であることがわかると、場内からはさらに感嘆の声も上がっていた。

東京=野崎友子通信員

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