女優チャン・ジャヨンさん(当時29歳)が自殺した事件の捜査を行っている警察は、チャンさんが所属していた事務所元代表のキム容疑者(39)と元マネージャーのユ・ジャンホ容疑者(30)を拘束し、参考人中止処分になっていた強要共犯容疑者5人のうち3人を在宅起訴した。残りの参考人中止処分者2人は不起訴になった。
同事件の捜査担当本部長であるハン・プンヒョン京畿道盆唐警察署長は10日午前、最終捜査結果の発表で、「2人を拘束、5人は不拘束だが、計7人について司法処理を行った。残りの13人は不起訴または内偵捜査が終結処理を行い、今日検察に送致した」と明らかにした。
同署によると、キム容疑者には強要容疑が追加され、強要・暴行・脅迫・業務上横領・逃走の計5容疑が適用されたという。
いわゆる「チャン・ジャヨン文書」を流出させたとされるユ容疑者については、名誉棄損と侮辱容疑で事前拘束令状が申請されたと警察は明らかにしている。
4月の中間捜査発表で、強要・共犯容疑について参考人中止処分になっていた金融関係者ら5人は、3人が在宅起訴、2人が不起訴になった。
また、チャン・ジャヨンさんが酒の席に同席した際、不適切な行為をし、強制わいせつ容疑で立件された元ジャーナリストの金融関係者は、同容疑で在宅起訴された。内偵捜査中止処分者や同終結者7人は全員、捜査終結となった。