ヤン・イクチュン監督『息もできない』が、14日に閉幕するニューヨークアジア映画祭で新人監督賞を受賞、海外の映画祭で通算13冠に輝くという偉業を達成した。国内配給元が9日、明らかにした。
これで、『息もできない』はバルセロナアジア映画祭の新人監督賞や、シンガポール映画祭の最優秀演技賞(ヤン・イクチュン)など、10の海外の映画祭で計13の賞を受賞したことになる。また、11日に閉幕するミュンヘン映画祭にも招待されている。
『息もできない』は同映画祭の開催期間中、「今回のニューヨークアジア映画祭の真の発見」(ニューヨーク・タイムズ)、「この作品が真の秀作であることは誰もがうなずくだろう」(タイム・アウト)など、現地メディアでも評判を呼んでいる。