カン・ジファンがファンクラブ1周年ファンミに5000人が集結


 俳優カン・ジファンが5日午後4時、日本公式ファンクラブ1周年記念来日ファンミーティングを東京国際フォーラムホールAにて開催した。会場は5000人の観客で埋め尽くされた。カン・ジファンは3日に神戸文化ホールで2000人のファンミを行い、合わせて7000人のファンを集め、その人気の高さを見せつけた。

 ファンミでは、明るいキャラを存分にアピールしたトークや映像、歌などのパフォーマンスを繰り広げた。

 勉強しているという日本語を時折織り交ぜて話す姿や、「だいぶスリムになったでしょ? 髪も少し長くなって…東方神起とかBIGBANGとかスリムで長い髪が多い。運動もたくさんして、お肌の手入れも頑張りました。だからカメラでアップを撮られてもだいじょうぶです」などと軽快なしゃべりに、ファンのテンションも本人同様どんどん上がっていった。

 「ショータイム」も最後の「君の瞳に恋してる」、「TSUNAMI」では盛り上がりも最高潮に達し、ファンは4時間近くにわたった時間をまったく感じないようだった。


 カン・ジファンはファンミに先立ち、記者会見を行い、「昨年に引き続き大規模なファンミは2度目。撮影に入る前よりも家族の皆さんとお会いして楽しい場を過ごすにもかかわらず、5000人規模の会場ということで今とても緊張している」と語った。

 そしてこの1年間の日本のファンクラブの応援について「ドラマや映画のロケ地に応援に来ていただいたり、カン☆スター(日本ファンクラブの名称)のホームページにメッセージを残してくれていますので、辛いと思う時も力と勇気を出して撮影に臨むことができます。そのおかげで、映画も素晴らしい興行成績をおさめることができ、とても気分がいいです」と喜びを表した。

 カン・ジファンの人気から、数々の主演作品DVDの発売、そしてアジアドラマチックTV★So-netにてスペシャル番組の放送が決定した。それについて、「私は韓国では1人の俳優にすぎませんが、日本のファンの皆さんはたくさんの声援、愛情を注いでくれています。時にはプレッシャーに感じることもありますが、皆さんの声援、愛情に応えるためにも、もっともっと頑張って初心にもどって勉強していこうと思っています」とした。


 『快刀ホンギルドン』に関しては、「私の出演している作品の特徴といえますが、小物・衣装・ヘアースタイルを自分で作り出すのが好きなんです。いつもホンギルドンが持ち歩いている赤い棒も自分で考えました。キャラクターのホンギルドンも台本では庶民の英雄というストーリーで制作されているんですが今回はフュージョン時代劇ということで、見ている皆さんが楽しく、現実的な感覚で接することができるようにセリフも現代的なトーンに変えてみました」と話した。

 『映画は映画だ』については「それまでも映画のオファーもありましたが、映画デビューをするなら新人賞を獲れるような作品を選びたかったんです。演技の上でソ・ジソプさんには負けたくないという気持ちもありましたし、慣れない現場で死ぬ覚悟で臨みました。そして自分の力だけではなく監督やソ・ジソブさんや皆さんのおかげもあり受賞の夢もかなえることができました」と振り返った。



 また、自身の人気の秘密について問うと、「自分で言うんですか? ハズカシイ」と笑いながら「役者なので、作品が良かったからとしか言うことができないですね。ファンは家族であり、仲間という意識をもって、そういう気持ちで接しているので、気楽にコミュニケーションできるところだと思います」と語った。

 ドラマ『快刀ホン・ギルドン』DVD-BOXⅠが9月2日に、そして映画『映画は映画だ』『カン・ジファン 1st プライベートDVD』『東京青年☆カン・ジファン』の3本が9月16日にポニーキャニオンから発売になる。CS放送のアジアドラマチックTV★So-netでは8月1日に「カン・ジファン日本滞在記スペシャル~東京青年」を放送する。

 また、この日のファンミーティングの様子は8月15日にアジアドラマチックTV★So-netに放送され、DVDは早くも10月21日に発売となる。



東京=野崎友子通信員

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