『噂のチル姫』『エデンの東』で若手人気俳優パク・ヘジンが3日午後6時、「1stフォト&エッセイBOOK パク・へジン 素顔のままで」の発刊を記念したイベントを新宿・紀ノ国屋書店7Fサザン・シアターにて開催した。
この日のイベントは、事前に購入申し込みをしていた人の中から抽選で選ばれた約500人が参加。ミニトーク、全員との握手会が行われた。
パク・ヘジンは、イベントに先立ち行われた記者会見で、写真集について「初めての本で心配も大きかったが、リラックスした自分の素に近い姿を見せられたと思う。1万カットの写真から、自分で写真を選んだ」などと満足感を示した。
撮影地となった京都については「初めて行ったが、また行きたいと思った。今度は休暇で行きたい。祇園がよかった。夜の道を歩いてみたかったが人が多くて歩けなかった。桜並木がとてもきれいだったので、また春に行きたい」と印象と抱負を語った。
好きな写真を聞くと、顔がはっきり写っていない写真を指し示し、「作った表情は恥ずかしい。自分か自分じゃないかよくわからないような写真が好き」と語った。
露出度の高い写真がなかったことについては「『エデンの東』では(体を)披露したが、その体はどこかに行ってしまった(笑)。運動をして、もっと見せられるようになったら、その時に」と笑ってみせた。
イベントでは、その時点でまだ写真集を手にしていないファンに「エッセイを自分で日本語で書いて、直筆にした。ひらがなは読み書きできたが、漢字は苦労して、一字書くごとに手が痛くなって後悔もした。苦労して書いたので、楽しんでもらえれば。内容も、家族や友人など身近なものにしたので、素顔を感じてもらえると思う」などと説明した。
さらに、45分に及ぶメーキングDVDが付いていると知らされると喜びのざわめきが起こった。そして、サプライズプレセントとして、全員分の写真集にパク・ヘジンがサインを入れたものが渡されることが知らされると、ファンらは大感激し、悲鳴まで上がっていた。
パク・ヘジンは2日に訪日し、1日がかりで800冊にサインを入れたとのことだ。
3日に発売された「1stフォト&エッセイBOOK パク・へジン 素顔のままで」(ぴあ株式会社)は、東京・大阪で撮りおろしたプラベートでの普段のオフショットを満載。ただの写真集でなく、ファンが気になる初恋、家族などのキーワードを自身がすべて日本で書き下ろしたエッセイが織り込まれている。
東京=野崎友子通信員