「韓流Music Festival」が9月開催、チョ・ソンモ、K.Willらが出演へ

　9月に東京と札幌で、「韓流Music Festival 2009　～チョ・ソンモ　その歌声は聖母マリアのごとく響く～」が開催されることが決まった。

　「韓流Music Festival 2009」は、9月12日の午後3時、シャトレーゼガトーキングダム札幌１階「カベルネ」にて、また翌13日の午後5時、東京・日比谷公会堂にて行われる。

　「バラードのプリンス」チョ・ソンモ、『花男』F4のキム・ジュンが所属する実力派アイドルグループT-MAX、アルバム「涙ぽろぽろ」が大ヒットし、『花男』のイ・ミンホのボイトレをして先日のファンミにも参加したことでも話題となった歌手K.Willの3組が、同イベントで競演する。

　チョ･ソンモはデビュ－10周年を迎えた2008年、兵役を終えてカムバック。パク・シニャン、ムン・グニョン主演のドラマ『風の絵師』主題歌「風の歌」を大ヒットさせた。そして約1年の準備期間を経て４月に7thアルバム「SECOND HALF」をリリース。ジャズ、アコースティック、ロックなどジャンルを問わず表現できる豊かな歌唱力の持ち主であり、タップダンスやピアノ、ギターの腕前もプロ級なだけに、「バラードのプリンス」を超えより成長した姿がこのライブで見られるのは間違いない。

　３人組T-MAXは2007年にデビューし、今年『花より男子～boys over flowers』の主題歌「Paradise」でブレーク。キム・ジュンは『花男』Ｆ4の一人・ソン・ウビン役で出演、人気急上昇中。元気で気取らない若さあふれるパフォーマンスが魅力だ。

　K.Willは世代を超えて幅広いファンを持つ。3月に発売された「涙ぽろぽろ」に収録された「LOVE119」はMCモンをフィーチャリングし大ヒットした。ほか『このろくでなしの愛』、『銭の戦争』やイ・スンギ、ハン・ヒョジュ主演の人気ドラマ『燦爛（さんらん）たる遺産』などヒットドラマOSTに数多く参加している実力派シンガーだ。

　さらに、ドラマ『友へ　チング、俺たちの伝説』のOSTに参加し、ヒョンビンのテーマ「持つことができないお前」を歌っている新人歌手フィが、今回特別映像とともに同曲を披露する予定だ。

　同イベントは、昨年９月、東京においてK-POPスター３組を招いたチャリティーコンサート「韓流Music Festival 2008」に続くもの。今年が駐日韓国大使館、韓国文化院開院30周年であるため、その30年間の日韓交流を振り返り祝う祝賀の場として、またNPO法人日韓文化交流会（http://www.japankorea.org）のチャリティー活動推進行事として行われる。

東京＝野崎友子通信員