チャン・ジャヨン事件、前代表の送還先送りか

警察「日本の検察が勾留請求を予定」


 自殺した女優チャン・ジャヨンさんが所属していた事務所のキム前代表に対し、日本の検察は勾留請求する予定だ。

 チャンさん自殺の経緯を捜査している京畿道盆唐警察署関係者は26日、「日本の検察は入管難民法違反容疑でキム前代表に対し勾留を請求する予定だ。勾留は逮捕後48時間以内に請求しなければならないため、26日午後6時40分前に請求するものとみている」と述べた。

 これに伴い、キム前代表の送還時期は日本側が勾留するかどうかにより、変わってくる模様だ。もし勾留が決まれば、検察は最大10日間、キム前代表を勾留できる。そのため、7月5日以降に送還されるという見通しもある。

 しかし、勾留の必要性がないとされれば、早期に送還される可能性もある。勾留期間を置かずすぐに出入国管理局に身柄を引き渡され、審査手続きを経れば送還されることになる。

 同署関係者は「勾留の必要性がないとされれば、キム前代表の身柄は日本の出入国管理局から引き渡され、審査手続を経て送還される。正確な時期は予測がつかない」と話している。

盆唐(京畿道)=キム・ゴヌ記者
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