2003年に俳優ホ・ジュノと離婚した後、芸能活動を控えていたタレントのイ・ハヤンが「デブ女」としてテレビにカムバックし、「ぜい肉との戦争」を繰り広げる。
イ・ハヤンは来月5日から放送されるケーブルテレビ「ストーリーオン」のリアル・ダイエット・プロジェクト『ダイエット戦争3』に出演する。
同番組は、これは肥満のため健康や日常生活に支障をきたしている女性参加者たちのハードなダイエットの過程を描いたサバイバル・リアリティー番組で、シーズン1、2に続き、今回のシーズン3では12人の参加者が賞金3000万ウォン(約220万円)をかけて激しい「ぜい肉との闘い」を繰り広げる。
SBSの公開採用タレント第4期出身のイ・ハヤンは、身長1メートル74センチ、体重51キロという、舞踊で鍛えた抜群のスタイルと都会的な魅力が人気を集め、各種ドラマをはじめ映画『ドクター・ボン』『大人たちはニシンを焼く』などで活躍したが、2003年にホ・ジュノと離婚した後から芸能活動を控え、その間に体重が20キロ近く増えた。
イ・ハヤンは元芸能人という理由で就職もままならず、経済的に苦しく、半地下住宅を転々としながら暮らしてきたという。さらに体重が突然増えたことによるストレスで対人恐怖症になり、6年近く引き込もりに近い状態だったとのことだ。
激しいストレスとうつ病に苦しんできたイ・ハヤンは、自殺を考えたこともあったが、小学生の娘のために、何とか辛い局面を乗り越えてきたという。
娘に励まされ、テレビ出演を決心したイ・ハヤンは、「今回のテレビ出演をきっかけに、昔のスタイルと自分に対する自信を取り戻し、娘が堂々と自慢できるような母親になりたい。この番組へ出演は、わたしが生きていくために与えられた最後のチャンスだと思い、最善を尽くしたい」と話した。