カン・ウソク監督の次期作『苔』(シネマサービス制作)がキャスティングを確定した。
『苔』は漫画家ユン・テホのインターネット連載マンガを原作にした作品。『カン・チョルジュン:公共の敵1‐1』以来、カン監督の次期作という点で関心を集めてきた。
閉鎖的な農村で家族もなく一人で生きている人々や、その村にやってきた見知らぬ青年により、村の秘密がばれる過程をスリラー形式で描く予定だ。
父親の死により村を訪れた後、村に滞在し、村や住民たちが隠している真実を暴く主人公リュ・ヘグク役には、パク・ヘイルが選ばれた。
リュ・ヘグクと対立する村長チョン・ヨンドク役にはチョン・ジェヨンがキャスティング。彼は、『シルミド/SILMIDO』『カン・チョルジュン:公共の敵1‐1』に続き、カン監督の映画に3度目の出演。
そのほかにリュ・ヘグク、チョン・ヨンドクと共に物語を引っ張っていくパク検事役には、ユ・ジュンサンがキャスティングされた。ユ・ジュンサンはエリートコースを歩んでいたが、リュ・ヘグクと関わり、地方に左遷された検事パク・ミヌクを演じ、知的なカリスマ性を披露する予定だ。