ワールドツアー中止の事態で訴訟に巻き込まれたRain(ピ)が、2年間の法的攻防に終止符を打つことになった。
最近Rainと所属事務所JYPエンターテインメントは公演中止に関し、損害賠償請求訴訟を起こしたクリック・エンターテインメントと示談に至ったことが分かった。
しかし今回の示談に関して正確な示談金など、具体的な内容は明かされなかった。
16日、JYPエンターテインメントのジョンウク代表は「今回の訴訟案件に関する進行過程について、米国裁判所でどんな内容も流出させないという秘密維持内容に被告と原告両者が合意した」とし、「現在は公開できる部分はない」と口をつぐんだ。
2007年6月、クリック・エンターテインメントはRainのハワイ公演中止の責任を問い、Rainと前事務所JYPエンターテインメントを相手取り、4000万ドルに達する損害賠償請求訴訟を起こした。
3月、ハワイ連邦院はRainとJPYエンターテインメントに損害賠償金480万ドル、追加詐欺被害賠償額100万ドル、契約違反関連228万6000ドルなど800万ドルをクリック・エンターテインメントに支払うよう判決を下した。