芸能界麻薬汚染:チュ・ジフンファンに嘆願書運動の動き


 麻薬使用の疑いで裁判を受けている俳優チュ・ジフン(27)=本名:チュ・ヨンフン=のため、ファンが嘆願書で救命活動に乗り出した。

 あるインターネットポータルサイトにある「チュ・ジフンギャラリー」には、11日「嘆願書を送ろう」という提案とともに、嘆願書の内容例や具体的な発送先などを案内する文が掲載された。

 これを見たチュ・ジフンのファンらは「こんなことでも力になってあげたい」「もっと深くて大きい俳優に生まれ変わることができるよう祈っている」とし、これに賛同する動きをみせている。ファンらは「事件番号を正確に記入すればもっと効果があるだろうに、わたしたちは事件番号を知らないので大変」「手書きして送れば、もっと効果があるのではないか」と書き込みを残した。

 特にファンらは、自分たちの行動がチュ・ジフンの過ちを見逃そうとしているかのように誤解されることもありえるという点を警戒した。ファンらは嘆願書で、「彼が行う行動や一言が与える社会的影響力が大きい公人として、このように社会的に物議を醸した点は、罰せられて当然であり、然るべきつぐないをしなければならないと思う」「法を同情で執行することはないだろう」と明らかにした。

 ただ、「この青年に厳重な法の処罰よりは、再生の機会を与えることが彼の家族や多くのファンに希望を与えられる道だと思うので、もう一度被害者(被疑者へ?)の善処を求める」とし、「長年、彼を見守ってきたファンとして、深く後悔して反省し、自粛の時間を設けるという被告人をどうしても知らんぷりできないので、一筋の希望を与えようと被疑者に対して善処を懇切に願う文を提出する」と述べた。

 検察は9日の公判でチュ・ジフンに懲役1年、追徴金44万ウォンを求刑。チュ・ジフンに対する宣告公判は23日に開かれる予定だ。

イ・ヨンミン記者
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