ソン・ソンミ、事務所との訴訟で勝訴


 ソン・ソンミが前所属事務所との法廷訴訟で勝訴した。

 ソウル中央地裁民事47単独(パク・ガンジュン判事)は、ソン・ソンミの前所属事務所ザ・コンテンツ・エンターテインメントがソン・ソンミを相手取った6000万ウォンの損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した、と13日に発表した。

 同事務所は、昨年年末ソン・ソンミが独自の芸能活動などで専属契約を違反したとし、損害賠償請求訴訟を起こした。

 ソン・ソンミは、同事務所から週末ドラマ『嫁全盛時代』(KBS第2)の出演料2億6000万ウォンのうち、自分に支給されるはずの5400万ウォンを受け取っていないとし、反訴を提起。

 裁判部は、ソン・ソンミの行為が重大な債務不履行とはみなされず、同事務所の損害賠償請求に根拠がないと述べた。そしてソン・ソンミが提起した損害賠償反訴請求を受け入れ、同事務所に5400万ウォンを支給するよう判決を下した。

 今回の判決で、芸能人が事務所との専属契約を違反しても、契約維持が困難なほどの重大過失でなければ、違約金を支払わなくてもいいという判例が残ることになり、今後の芸能界の不公正な契約慣行に影響を及ぼすものとみられる。

 ザ・コンテンツ・エンターテインメントは3月に自殺した故チャン・ジャヨンさんが所属していた事務所でもある。

キム・ヨンウン記者
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