イ・ジェファン、日本デビュー記念インストアライブ開催


 ドラマ『妻の誘惑』に主演した俳優イ・ジェファンが13日午後3時、東京・新宿タカシマヤタイムズスクエア店にて「眠り姫」のデビュー記念インストアライブを開催した。

 日本デビューミニアルバム「眠り姫」は10日にリリースされた。タイトル曲の「眠り姫」は自身が主演したドラマ『その夏の台風』DVDのエンディングテーマ曲としても使用されている。

 白いジャケットにジーンズというカジュアルな姿で登場したイ・ジェファンは「韓国でもライブステージに立ったことはなく、今日が初ステージ。とても緊張していましたが、ファンの皆さんの顔を見て、声援を聞いて、力が湧いてきました」とあいさつ。

 「レコーディングが、『妻の誘惑』の撮影が強行スケジュールの中、合間をぬって行い、大変だった。その分、記憶に残るものになっているので、一生懸命頑張って歌います」と語り、タイトル曲「眠り姫」を初披露。ほか、「Yes,No」、「君を愛するために」と3曲を熱唱した。


 トークでは、日本で歌手活動を始めたことについて、「俳優は役柄でセリフを通して、その人を演じます。歌手は歌の歌詞を通して演じます。愛する気持ち、悲しい気持ち、うれしい気持ちを演じるという部分で共通のところがあると思いますので、歌手活動をすることで俳優生活にも良い影響を及ぼすことができると思います」との考えを語った。

 今回のアルバムは日本語の歌詞で歌っているが、難しかったのではとの問いに「日本の音楽を聞いたり、ドラマも興味があり見ていましたが、日本語を本格的に勉強し始めたのは今年に入ってからで、やはり難しいです。でもちゃんと勉強して、次は日本語で言葉を伝えられるように頑張ります」と答えると、ファンからは声援が飛んだ。

 『妻の誘惑』はショッキングなシーンも多く、面白いドラマだが自身は強い女性は好きか、との問いには「いろいろな魅力が女性にはあると思いますが、自分は強い女性は苦手ですね。かわいい女性が好きです」と笑った。


 そして最後には「初めてリリースし、初めて皆さんの前で歌い、貴重な体験をさせてもらい記憶に残るものになりましたし、ステージを見にきてくれた皆さんが僕の力になりました」とファンに語りかけた。

 「今日はどうでしたか? 楽しかったですか? 皆さんに会えてうれしかったです。ありがとうございます」と最後の最後には日本語でファンに感謝の気持ちを伝えた。ライブ終了後には、握手会も行われた。

 イ・ジェファンは15日には、大阪へ移動し、タワーレコード大阪/梅田NU茶屋町店で再びミニライブと握手会を行う。

東京=野崎友子通信員

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