サッカーの韓日ワールドカップが開催される直前の2002年5月、デビューアルバム『悪い男』を引っさげ、すい星のごとく現れたRain(ピ)。デビュー1年目に各テレビ局の新人賞を総なめした彼は、翌年にはドラマ『サンドゥ、学校へ行こう!』に主演し、活動の幅を広げた。また、俳優として活動するときは、本名のチョン・ジフンを名乗るなど、差別化戦略も注目された。
歌手としては、続く2ndアルバム「太陽を避ける方法」と3rdアルバム「It's Raining」が大ヒットを記録。俳優としてはソン・ヘギョと共演したドラマ『フルハウス』、シン・ミナと共演した『このろくでなしの愛』が高視聴率を記録し、名実共に韓国トップの万能エンターテイナーとしての地位を固めた。
歌や演技でアジアはもちろん、全世界に活動の幅を広げたRain。米国の時事週刊誌「タイム」が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にも選出された。左の写真は2003年、右の写真は2008年当時の姿。