麻薬使用の疑いで起訴され、検察から懲役刑を求刑されたチュ・ジフン被告(26)が立場を表明した。
チュ・ジフン被告のイ・ジェマン弁護士は10日午後7時、ソウル市瑞草洞の事務所で記者会見を行った。
イ弁護士は「チュ・ジフン氏がクラブで麻薬を常用したと報じられているが、麻薬常習者ではない」と強調。
彼は「(チュ・ジフンが)昨年の春、友人に勧められて麻薬を服用した」とし、「クラブではなく友人宅での出来事で、昨年3、4月ごろだった」「当時、その場にイェ被告やユン被告がいたが、イェ被告はモデルの仕事をしていた時からの友人だった。ユン被告は当時初めて会い、今回の件で麻薬運搬の責任者であることが分かったそうだ」と説明した。
イ弁護士は「(チュ・ジフンが)実際に麻薬を服用した後、とても恐くてその場で“もう二度としない”と言っていたのを聞いた人が検察で陳述した」と明らかにした。
「時間が経ち、検査で何も出なくて物的証拠もない」とし、「国立科学捜査研究所による検証の結果、小便検査、毛髪検査などで陰性だった」と述べ、「物的証拠がないのに自白をしたのは、チュ・ジフン氏自ら“とても恥ずかしくて、良心に反するうそをつくことができなかった。罪をつぐなう”という考えからだ」とも。
同氏は「友人宅で服用し、昨年春以降は服用したことがないのに、まるでクラブで常習していたように扱われ、社会的に罪以上の代価を払っている」とし、「しかしチュ・ジフン被告は何の釈明もせず、自粛している」と伝えた。
そして「執行猶予の判決が下されれば入隊する、と言った言葉は、一生懸命軍服務をしながら自粛するという意味だった」とし、「このことでも苦痛を受けている」と説明。
イ弁護士はチュ・ジフン氏が「“一瞬の行動で、周りの人たちに多くの損害を与えた。このような事を反省しながら、まじめに生きていく」と反省している」と語った。