一時、鼻にかかったかん高い声で、「嫌われタレント」の代名詞になっていたヒョンヨン。だが、持って生まれたまじめさと素直さ、たゆまぬ努力で徐々に自身の真価を発揮しつつある。1997年にスーパーモデルとしてデビュー、『天女と詐欺師』(2003年)、『タルレの家』(04年)などのドラマに脇役として出演したが、長い間注目を浴びることはなかった。だが、05年のバラエティー番組『ハッピー・サンデー』でポンポンと飛び出すような受け答えがウケて、人気が出た。
「あちこち少しずつ顔を“手直しした”」「一時、(人気タレント)シン・ドンヨプに片思いしていた」などの爆弾発言でかえって人気が出て、「好感度タレント」に仲間入りした。『セクションTV芸能通信』『HEY HEY HEY 2』『知彼知己』『三色女トークショー』といったバラエティー番組では見事な司会ぶりを披露。06年には「お姉さんの夢」で歌手デビューも果たした。映画『花嫁はギャングスター ソウルウエディング』(06年)、『最強ロマンス』(07年)の体当たりの演技も好評だった。
左の写真は04年、右の写真は今年2月の姿。