人生初の悪役に挑戦するキム・ミスク


 ドラマ『燦爛たる遺産』 は現在、30%を超える高視聴率で善戦中だ。

 女優キム・ミスク(50)はこのドラマで初めての悪役に挑戦した。キム・ミスクが演じる継母ペク・ソンヒは、元夫とその息子、娘をいじめる知能犯。

 映画『マラソン』で限りなく優しく、それでいて強さを内に秘めた理想的な母親を演じたことが信じられないほどだ。

 キム・ミスクは1979年、ドラマ『同心草』でデビューした。今年で女優歴30年を迎える。

 キム・ミスクは「決して損をせず、堂々と計算高く生きる、いわゆる悪役というものを初めて演じる。ドラマ自体は面白いが、わたし自身は嫌われるかもしれない」と話した。

 これまで主にテレビドラマで活躍してきたキム・ミスクだが、90年代以前は映画にも何度か出演したことがある。

 82年に出演した映画『他人の巣』では夫の会社の部下(アン・ソンギ)と浮気をする女性を演じた。貞淑で知的な現在のイメージとは違った雰囲気で好評を集めた。

 写真左は1990年の姿(写真=韓国映画データベース)。右は今年4月、『 燦爛たる遺産』の制作発表会にて。

クォン・ヨンハン記者
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