イ・ソジン、『魂』の台本読み合わせに参加


 俳優イ・ソジンが長い沈黙を破り、本業のドラマ制作現場に姿を現した。

 5日午後、MBCドリームセンター(京畿道高陽市一山)の台本練習室で行われた新水木ドラマ『魂』(MBC)の初めての台本読み合わせに参加したイ・ソジン。ドラマ復帰が近づいている。

 イ・ソジンが俳優活動を再開するのは、昨年6月に『イ・サン』が終了してから1年ぶりのこと。この日午後2時から始まった台本読み合わせで、イ・ソジンは出演者やスタッフらとうれしそうにあいさつを交わした後、真摯な態度で読み合わせに臨んだ。久しぶりの俳優復帰だが、普段と変わらず余裕ある姿だった、というのが現場にいた関係者の弁だ。

 今回のイ・ソジンのドラマ出演は、多くの面で話題を集めている。特に、恋人だったキム・ジョンウンと別れた後、長い間活動を控えてきたイ・ソジンが約8カ月の沈黙を破り活動に入るという点。イ・ソジンは昨年10月、2年間交際してきたキム・ジョンウンと別れた後、あらゆる憶測や推測が飛び交っていたにもかかわらず、コメントを出さなかったため、その背景に関心が寄せられていた。

 イ・ソジンが次回作として選んだドラマ『魂』は、無念の死を遂げた男の魂が憑依(ひょうい)した女子高生の力を借り、悪を懲らしめていた犯罪プロファイラーが悪人に変わっていく話を描いた夏の特集ドラマ。劇中、イ・ソジンは危険な魅力を持ったプロファイラー、シンリュ役を演じ、善と悪を行き来する二つの顔を披露する。

 所属事務所の関係者は、「本人が以前から多重人格者のキャラクターに魅力を感じていた。シンリュという人物に惹かれて、今回ドラマ出演を決めた」と語った。

 ドラマ『魂』は全10話で制作され、8月5日にスタートする予定だ。

チェ・ウニョン記者
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