「絶望の底にいましたが、素晴らしい先生にお会いできたおかげで持ちこたえられたんです」
実姉チェ・ジンシルを天国に見送った俳優チェ・ジニョン。衝撃的な姉の死後、初めて舞台に復帰することになったが、このことについて「師のおかげ」と感謝の気持ちを語った。
チェ・ジニョンは2日午後、ソウル市内の大学路にある漢陽レパートリー小劇場で行われた舞台『真夏の夜の夢』制作発表会に出席、近況や舞台復帰について心境を率直に打ち明けた。
「今、大学に通っていますが、教授の推薦で今回、この作品に合流することになりました。先生ご自身が演出をなさるということで光栄。余計なことは考えず、作品のことだけを考えています」
チェ・ジニョンは現在、漢陽大学演劇映画科の1年生。このため、同大学のチェ・ヨンイン教授がチェ・ジニョンに舞台出演を勧め、チェ・ジニョンがこれを承諾したことから、出演が実現した。
チェ・ジニョンは、「今は、絶対的に先生を頼りにしています。 “僕の人生で、先生にお会いできなかったらどうなっていただろう”と思うほど、先生は僕にとって大きな力になってくださっています。先生に恥を欠かせないよう、教え子として一生懸命頑張ります」と力強く誓った。