宅配ピザにはそろそろ飽きてきたという人は、野菜たっぷりのヘルシーなピザを作ってみてはいかがだろうか。その名も「ピザ・プリマベラ」。春のピザという意味だ。
◆サラダを乗せたホームメード・ピザの作り方
お湯(約38度)40ミリリットルにイースト小さじ3分の2杯、砂糖小さじ3分の2杯を入れよく溶かし、ふるいにかけた小麦粉(強力粉)100グラムを加えこね合わせる。お湯25ミリリットルに塩小さじ2分の1杯を入れ、よく溶かした後、生地に加える。
生地は約10分こねた後、暖かいところで約45分間発酵させる。
台に小麦粉をふり、発酵させた生地を薄く広げ、その上にモッツアレラチーズをふりかける。薄切りにしたニンニクをアルミ皿に入れ、塩少々を加え、オリーブオイルをニンニクがひたひたになるまで注ぐ。190度に熱したオーブンで10分、生地とニンニクを焼く。
ルッコラやレタス、ミニトマトをオリーブオイルで軽く和えておく。
バルサミコ酢と砂糖を10対1の割合で混ぜ、弱火で煮詰める。
焼き上がったピザを8等分にした後、皿に盛る。その上に野菜をたっぷり乗せ、焼いたニンニクをふりかける。リコッタチーズをピザの生地のふちに乗せる。煮詰めたバルサミコ酢をピザ全体にかければ出来上がり。
◆美味しく食べるには
-ピザの生地を作るのが難しければ、スーパーで市販されているものを使用してもいい。
-冷たい水はイースト菌を殺してしまうため、イースト菌が一番好む38度ぐらいのお湯を使うのがよい。
-ルッコラが手に入らなかったら、サラダ用の野菜で代用できる。
-リコッタチーズは簡単に作ることができる。牛乳500ミリリットル、生クリーム500ミリリットルを温め、レモン1.5個分のレモン汁、プレーンヨーグルト100グラムを加え、ゆっくり加熱すると、白い塊が浮かび上がる。この塊がリコッタチーズ。
-煮詰めたバルサミコ酢は甘味を加えるためのもの。甘いのが好きでない場合や、バルサミコ酢を入手できない場合は使わなくてもよい。