『コウモリ』カンヌ受賞有力か

パク・チャヌク監督に受賞式出席要請


 パク・チャヌク監督の映画『コウモリ』は第62回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルム・ドール」をはじめとする主要部門での受賞が有力なのでは?と関心が寄せられている。パリに滞在していたパク・チャヌク監督が映画祭側から授賞式に出席してほしいと要請を受けたからだ。

 CJエンターテインメントが24日に明らかにしたところによると、パク・チャヌク監督は同日午後7時15分からリュミエール劇場で行われる第62回カンヌ国際映画祭授賞式に出席してほしいとの要請を映画祭側から受けた。

 コンペティション部門に出品された作品のうち、受賞が有力なものについては映画祭側が授賞式当日の午前中に出席を要請するのが通例。ソン・ガンホと共にパリに滞在していたパク・チャヌク監督は、こうした要請を受けて同日午後カンヌ入りし、授賞式出席に向け準備しているところだ。

 韓国映画のカンヌ映画祭受賞例としては、2002年の『酔画仙』(イム・グォンテク監督)の監督賞がある。

カンヌ(フランス)=チョン・ヒョンファ記者
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