故ヨ・ウンゲさんってどんな人？

　肺がんで入院・治療中だった女優ヨ・ウンゲさん（69）が闘病むなしく他界したというニュースに、多くの人々が涙している。

　ヨ・ウンゲさんはカトリック大仁川聖母病院に入院、治療を受けていたが、昏睡（こんすい）状態に陥り、22日午後8時ごろ亡くなった。焼香所はセブランス病院（ソウル市西大門区新村洞）内の斎場に設けられる。

　1940年生まれのヨ・ウンゲさんは高麗大学国文学科を卒業、舞台で活躍していたが、62年にKBSタレントとして芸能界入りした。その後、『不良家族』『アンニョン、フランチェスカ』『姉妹の海』『オー！　必勝ポン・スニョン』『私の名前はキム・サムスン』『不良主婦』『宮廷女官チャングムの誓い』といったテレビドラマのほか、映画『麻婆島』などにも出演し、すぐれた演技力で高く評価された。

　だが、今年4月23日には出演を予定していたKBS第2の朝ドラマ『薔花紅蓮』を健康上の理由から途中降板していた。