ベテラン女優のキム・ヘスクは「カンヌのリュミエール劇場前に立ったら、感激のあまり涙が出てきそうになった」と語った。
キム・ヘスクは15日午後10時30分(現地時間)、コンペティション部門上映館のリュミエール劇場でパク・チャヌク監督、ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュンらと共にレッドカーペットに立った。
この日、キム・ヘスクは「カンヌは若い俳優だけのものだと思っていたけれども、来ることができて本当に幸せ。ベテランとしてこの年で世界的な俳優の皆さんと同じ場所に立ち、世界のメディアから評価されるということ自体、胸がいっぱいで、実感がわかない」と語った。
キム・ヘスクは黄色の韓服姿でレッドカーペットに立ち、フラッシュの洗礼を浴びた。全世界の映画ファンが注目する一大イベントで、優雅な韓服の美しさをアピールしたのだ。
キム・ヘスクは映画『コウモリ』でがんになった息子(シン・ハギュン)を助けようと、サンヒョン(ソン・ガンホ)を家に招く母親役を熱演した。「こちらでの反応がとても気がかりだったけれども、好評で女優としても胸が熱くなった。カンヌに来ることができたのだから、これをきっかけにベテラン俳優に再び注目が集まれば」と目を輝かせた。