今年上半期、日本でのコンサートやアルバムリリースで計100億ウォン(約7億5000万円)以上の収入を得たという「バラードの皇帝」シン・スンフン。だが、実際に手にするのは一体どれぐらいの額になるのだろうか。
シン・スンフンは15日、日本での活動について「売上に対し経費がかかりすぎた。“外貨を稼いで国を盛り上げる”というには程遠い」と語った。
シン・スンフンが所属するドロシー・ミュージックは「収入のほとんどは日本の公演関連会社やレーベルが手にする」と話している。売上が100億ウォンに達しても、ほとんどが日本の会社側の取り分で、シン・スンフンが手にするのはそれよりもはるかに少ない額だという意味だ。シン・スンフンをはじめ、現在日本で活躍している韓国人シンガーらは、日本の公演企画会社から一定の出演料を受け取って活動しているとのことだ。
シン・スンフンは事務所を通じ「最も韓国らしい公演をお見せしようと、韓国からバンドやオーケストラを総動員したため、コストがかなりかかった。5年以内に日本での活動による収益性を上げ、本当に国を盛り上げたい」と語った。