チョン・ジヒョン「事件は辛かったが仕事が最優先」


 女優チョン・ジヒョンが携帯電話の内容を違法コピーされた事件に関し、口を開いた。

 12日午後、ソウル市江南区新沙洞にあるカフェで、映画『ラスト・ブラッド』のインタビューを行ったチョン・ジヒョン。携帯電話違法コピー事件について、「突然事件が起こり困惑した。もちろん辛い時期もあった」とし、「当時、再契約をする時期だった。多くの人たちはチョン・ジヒョンがサイダスHQと再契約をするのかどうかに関心を持っていた」と語った。

 警察は1月、チョン・ジヒョンらの携帯電話の内容を違法コピーした疑いで、興信所の職員3人を緊急逮捕した。当時、サイダスHQがチョン・ジヒョンの携帯電話の内容をコピーするよう依頼した事実が分かり、衝撃を与えた。

 チョン・ジヒョンは「人は相手の返事を信じ、行動を見て判断する」と述べ、「わたしが今まで歩いてきた道は、事務所と一緒だったから来れた。そうでなければ、今のわたしはいなかったかもしれない。当時、ほかの会社と契約することもできたし、独立することもできた。また事務所を離れるには、もっと時間が必要だと思った」と説明。


 「そういう点で、仕事が最優先だった。再契約をして、足りない部分は補い、満たしていくことにした」とコメントした。

 さらにチョン・ジヒョンは携帯電話違法コピー事件で、芸能界によくない事件が起こることを心配。「ある一方から偏見の目で見られるのが残念。実際は一生懸命仕事をしている人の方が多い。その人たちが韓流を作り、大きな競争力を作った」と語った。

 映画『ラスト・ブラッド』でハリウッドに進出するチョン・ジヒョン。彼女は清純ではつらつとしたイメージを払拭し、劇中、血を飲まなければ生きられない16歳のバンパイヤハンター、小夜役を演じた。

キム・ゴヌ記者
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