MBCの看板バラエティー番組『無限挑戦』のレギュラー陣が出演料削減を決意した。
1日、同番組の関係者が明らかにしたところによると、レギュラーメンバーのユ・ジェソク、パク・ミョンス、チョン・ジュナ、チョン・ヒョンドン、ノ・ホンチョル、チョンジンの6人は、再契約に先立ち、全員出演料を削減する方向で意見をまとめたという。
レギュラー陣の出演料削減は、経済危機が続き、放送局の主な収入源である広告が減少。番組制作の環境も悪化している状況に共感したからだ。
実際、『無限挑戦』もMBCの緊縮運営により、制作費が15%カットされ、経済危機の影響を受けていた。この状況で出演者が今まで通りの出演料を主張した場合、固定メンバーの数を減らすなど、番組の質的低下は避けられなかった。
しかし、メンバーはカットされた制作費の水準に合わせ、それぞれ出演料を削減する「苦痛分担」を行い、番組と出演者の双方が利益を得られる方法を選んだ。
番組関係者は「特にユ・ジェソクの場合、自分の出演料を低め、ほかのメンバーに充ててほしいと要請するなど、気遣いを見せた」とコメントした。