パク・チャヌク監督作品『コウモリ』がカンヌ進出


 パク・チャヌク監督の映画『コウモリ』は、来月開催される第62回カンヌ国際映画祭の公式コンペティション部門への進出を果たした。

 AFP通信をはじめとする外信各社は23日、カンヌ映画祭組織委員会の発表として、『コウモリ』を含む今回のコンペティション部門進出作品20本のリストを報じた。

 パク・チャヌク監督が手がけた映画『オールドボーイ』は2004年にカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞している。

 『コウモリ』は、吸血鬼になった神父サンヒョン(ソン・ガンホ)が、友人の妻テジュ(キム・オクビン)と致命的な恋に落ちることから始まる悲劇。韓国では30日から公開される。

 また、ポン・ジュノ監督が手がけた映画『マザー』もカンヌ映画祭の「ある視点」部門に進出した。同部門は「世界各国の映画のうち、ビジョンとスタイルを兼ね備えた独創的かつ傑出した映画」を上映する部門だ。

 ポン・ジュノ監督は映画『グエムル-漢江の怪物-』とオムニバス映画『TOKYO!』(『Shaking Tokyo』を監督)でカンヌに招待された経験がある。

 『マザー』は殺人事件に巻き込まれた息子を救うため、犯人を捜し出そうと立ち上がる母親(キム・ヘジャ)の闘いを描いた映画だ。

クォン・ヨンハン記者
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