チェ・ジョンアンら、バツイチ女優が大活躍(上)


 バツイチ女優の活躍が目覚ましい。以前は離婚した女優の場合、周りの視線を意識し思い切り活動できないことが多かったが、最近は180度違う。多くのバツイチ女優たちが未婚時代を上回るほどの魅力を放ち、「第2の全盛期」を迎えている。以前は好感度が低かった芸能人が離婚後、き然とした姿でむしろ好感度をアップさせるケースも増えている。女優が「未婚」と「おばさん」に二分されていた芸能界で、徐々に比重を拡大しているバツイチ女優たちの成績表を見てみよう。

◆ラブストーリーだってバッチリ

 「離婚は芸能活動の墓」という芸能界のジンクスが有名無実化してから、かなりの時間が経つ。それぞれの個性が認められ、CMモデルとしてむしろ価値がアップすることすらあり、ラブストーリーにもどんどん出演している。

 代表的なのはドラマ『カインとアベル』(SBS) で熱演中のチェ・ジョンアン。主人公のイ・チョイン(ソ・ジソブ)とイ・ソヌ(シン・ヒョンジュン)の初恋の女性、キム・ソヨンを演じているチェ・ジョンアンは、3年間伸ばし続け、腰まで届いていた長い髪を肩のラインで切りそろえるなど、ドラマへの思い入れの強さをうかがわせた。特に第1話からソ・ジソブとのキスシーンなど大胆な演技を披露し、今後二人の男の間でどんな演技を見せてくれるのか注目されている。

 チェ・ジョンアンは離婚後初の作品となったドラマ『コーヒープリンス1号店』(MBC)で、イ・ソンギュンとコン・ユから愛される女性を演じたが、今回の作品でも兄弟の愛を独り占めしている。

 時代劇『善徳女王』 で今年5月にカムバックするコ・ヒョンジョンも、バツイチ女優の代表格。2005年にドラマ『春の日』でチ・ジニ、チョ・インソンとラブストーリーを演じたコ・ヒョンジョンは、『きつねちゃん何してるの』で年下男(チョン・ジョンミョン)と恋に落ちる役を演じた。また、ドラマ『H.I.T』ではハ・ジョンウとコミカルなラブストーリーを演じ、好評を集めた。

 そのほか、3月14日スタートの週末ドラマ『よくやった、よくやった』(MBC)でヒロインを演じるチェリム、朝のドラマ『白いうそ』でソ・ウニョンを熱演中のシン・ウンギョンもバツイチだ。

 放送関係者は「昔はバツイチ女優が相手役になるのを男優たちが嫌がったが、最近はそういう反応はまったくない」と説明した。

イ・ジョンヒョク記者
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