水木ドラマ『カインとアベル』(SBS)で主演したソ・ジソブが23日の最終回を前に、「この4年間で一番つらかったのは待たなければならなかったこと」と語った。
ソ・ジソブは21日夜、駱山公園(ソウル市鍾路区)でロケに臨み、「長い空白期間を経て出会った作品なので、後悔がないようにベストを尽くしたつもりだけれども、それでも無念さが残ります」と語った。
2004年のドラマ『ごめん、愛してる』(KBS)終了後に兵役を務める代わりに公益勤務要員になった。召集解除(除隊)後は俳優復帰作として『カインとアベル』にキャスティングされたが、制作が延び延びになり長い間待たされた。そんなソ・ジソブだが、「撮影期間中はずっとスケジュールがきつかったが、それも“待つ”美学で乗り越えた」と話している。
『カインとアベル』の視聴率は10%台中盤をキープ。出演者のこれまでとは違う演技を引き出したと高く評価されている。