キム・ボムス、10周年記念コンサートで「これからが自分にとって始まり」


 歌手キム・ボムスが活動10周年記念コンサート「Kim Bum Soo Super Live Concert in Tokyo 2009」を18日東京新宿文化センターにて開催した。

 キム・ボムスはコンサートに先立ち行なわれた記者会見で、活動10周年に対する質問に「今年は重要な年になると思う。しかし、“これからが自分にとっての始まりだ”という意識で活動に取り組み、歌手というのはどのようなものなのか、改めて自分自身で学ぶつもりで今年一年を頑張りたい。また、音楽人生というものをあらためて自分自身で考えながら過ごしていきたい」と語った。

 今回のコンサートについては、「日本で歌手として印象的なライブにしたい。日本でも全国ツアーを行ないたい。“今回のスタイルを発展した形でライブを見せる”というのが今年の目標」とコンサートにかける意気込みを語った。


 曲とキム・ボムスの笑顔とのギャップについて尋ねられると「韓国でもデビュー当時はギャップにショックを受ける人が多かったが10年経って慣れたようだ。日本でもショックを受けている人がいるようなので、少しでも多く日本に来て顔を出していきたい」とユーモラスたっぷりに話した。

 韓国では最近多くの歌手がバラエティー番組等に進出しているが自身はその出演予定があるかとの問いに「自信はあるが、音楽だけでもまだやり遂げていないとの思いがある」と音楽に対する情熱を語った。


 また、日本でのCD発売について、タイミング等を考えて慎重に進めたい。できれば年内にシングルを発売できれば、と期待感ををうかがわせた。

 コンサートでは、アップテンポな「初恋」で幕が開くと、「コンサートが実現できてうれしく思います」とあいさつ。10周年記念イベントとしてケーキカットとファンへの抽選会をはさみ、『天国の階段』『海神』『チェオクの剣』などのドラマOST曲を始め、日本語の「瞳をとじて」など、バラードを中心にアンコールを含め全14曲を熱唱した。

 「これからも良い歌を歌い続けていきたい。聞いてくれる人が1人になっても歌い続けたい。僕の発展したかっこよい姿をライブを通して見せて行きたいと思います」とファンに約束した。



東京=野崎友子通信員

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