イ・ジュンギ「エピソード2」開催で韓日中のファン狂喜


 俳優イ・ジュンギが、18日午後7時、ソウルオリンピック公園フェンシング競技場で、「エピソード2:ザ・マスク」を開催した。国内はもちろん、日本・台湾・香港・シンガポールなどアジア各地からのファン4000人が終結。韓流スターとしての人気をあらためて証明した。

 イ・ジュンギはロック、バラード、トロットなど多彩なジャンルの歌を歌い、激しいダンスにも挑戦。槍での激しいパフォーマンスからB-BOYダンス、マスクパフォーマンスなど幅広いダンス、そして衣装も頻繁に変え次から次へとさまざまな姿を披露。そのたびにファンを驚かせたり、うっとりさせた。


 また、友人でもあり、ダンスの指導もしたポッピン・ヒョンジュンとの息の合った共演も見せた。さらにイベントを祝うビデオメッセージにはキム・ハヌル、パク・シフ、チェ・ジョンアン、ハン・ジミン、ナム・サンミ、チャン・ドンゴンが登場した。

 ファンを思うイ・ジュンギは、ある時は、2階客席に姿を現し、ステージから遠いファンに自ら近づき触れ合うという一場面も。イベント終盤には、ファンへの感謝と愛の言葉を、韓国語のほか日本語、中国語、英語で語り、各国のファンの喝采を浴びた。そして自身が作詞をした「惜しみなく与える木」を歌うその背景に各国のファンの名前を映し出すという演出もあり、歓声はより大きくなった。


 イ・ジュンギのミニアルバム「Lee jun ki」は20日にリリースされるが、これまで一部のみ公開されていたタイトルナンバーの「J Style」のミュージックビデオが、メーキングほか全編が初公開された。このアルバムには、新曲4曲のほか、「エピソード1」で公開された3曲など全8曲が収められている。

 「エピソード2」はグローバルファンイベントだが、イ・ジュンギはあえてファンミーティングと言わず、コンサートと言った。その言葉は「ただのファンミーティングではない、アーティストとしての公演」という自負の表れだろう。


 「歌手」として活動するつもりはないとしながらも、大きなステージで堂々たるパフォーマンスを披露したイ・ジュンギ。堂々とした歌唱力とパフォーマンス力は「アーティスト」としての幅の広さを感じさせた。

 イ・ジュンギは「この日の感動を、エピソード3、4、5、と続けていきたい」とファンに力強く宣言していた。この日の成功と感動を持って、イ・ジュンギは次のステージに向かう。ファン待望の次回作も近いうちに決定する予定だ。



ソウル=野崎友子通信員

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