オム・ジョンファ「ラブシーンなくてよかった」


 オム・ジョンファが映画『仁寺洞スキャンダル』で、キム・レウォンとのラブシーンがなかったので、演技がしやすかったと語った。

 15日午後、ソウル往十里CGVで行われた『仁寺洞スキャンダル』の記者試写会後に行われた懇談会で、オム・ジョンファはキム・レウォンとの恋愛模様がないことについて、「シナリオを読みながらキム・レウォンとのロマンスがあると思っていたが、それがなかったのでよかった。むしろキャラクターを表現するのに、プラスになったと思う」と語った。

 これに対しキム・レウォンは、「準備段階ではラブシーンの話もあったんですけど。でも残念ではなかった」と述べ、取材陣を爆笑させた。

 オム・ジョンファが演じたのは、美術品専門詐欺師ペ・テジン役。復元専門家であるキム・レウォンを利用し、裏切る役どころだ。彼女は劇中、鋭い声のカリスマ性あふれる演技で映画を圧倒している。

 イメチェンの秘訣について問われると、オム・ジョンファは「作品ごとにストーリーが違い、人物が違う。変身というより、その人になりきると思えば、それなりの楽しさがある」と答えた。

 『仁寺洞スキャンダル』は画家・安堅(アン・ギョン)の「碧眼図」の復元をめぐり、復元技術者や詐欺師たちの対決を描いた作品。4月30日公開。

キム・ゴヌ記者
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