MBCのシン・ギョンミンキャスターやラジオ司会者キム・ミファらに対する交代論争が巻き起こっている中、ユン・ドヒョンバンドもKBS芸能番組への出演計画が相次いで中止となり、その背景に関心が集められている。
所属事務所側は9日「12日に収録予定だった『1対100』に続き、22日に予定されていた『ビタミン』の収録スケジュールも中止になったという知らせを受けた。困惑しているが、受け入れるしかない状況」と明らかにした。
先月、8thアルバム「共存」をリリースしたユン・ドヒョンバンドは、『イ・ハナのペパーミント』『ミュージックバンク』などに出演。今月7日には『シン・ドンヨプ、シン・ボンソンのシャンパン』の収録を行った。
一方でユン・ドヒョンは、昨年秋の番組改編当時、『ユン・ドヒョンのラブレター』や、ラジオ『ユン・ドヒョンのミュージックショー』から相次いで降板した経緯がある。
放送業界内外では、現政府に対して批判的な立場を取ってきた何人かの放送人たちの去就について、政治的な圧力が働いたと見なければならないのではないか、という指摘が出ている。