パラグライダーで空を飛ぶ /大田

 大田の食蔵山でパラグライディングができるようになる。

 大田市は今年10月に同市で開催される全国体育大会の航空スポーツ種目に備え、パラグライディングの滑空ポイントを食蔵山(標高597メートル)に、着陸ポイントを同市東区板岩洞に作ることにした。

 大田市はこのため、食蔵山の頂上周辺を整備し、飛行の安全を確保することにした。着陸ポイントが設けられる東区板岩洞は市所有の林を整備し、韓国滑空協会が安全性を認める公認競技場にする予定だ。

 食蔵山の滑空ポイントは、大田市の東南から市内中心部の方向に滑空できるようになっている。大田市内の全景を一目で見渡すことができる滑空の名所になる、と大田市は期待している。

 パラグライディングの滑空・着陸ポイントの造成は大田地域のパラグライディング同好会メンバーらが長い間願っていた事業で、これまではずっと場所がなく、東区大別洞の川辺などを着陸ポイントとして利用していた。

 キム・ナッキョン文化体育観光局長は「体育大会の後は、市民の余暇施設として活用し、国内外の各種大会も誘致する計画」と話した。

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