八代「君が代」に拍手のチョ・ヘリョンに非難の声

 「全く知らなかったそうです。今後はさらに慎重に行動すると念を押しました」

 ヘリョンの「『君が代』拍手動画」に関し、所属事務所側が日本に滞在しているヘリョンと電話で話し、当時の状況を伝えた。

 事務所のある関係者は4日、スポーツ朝鮮との電話インタビューで「日本で番組収録中のヘリョンと少し前に電話で話した。当時出演者は32人ほどだったという。周りの人々が拍手をしているので、一人だけしないのもおかしいので一緒に拍手をしたそうだ」と説明した。

 当時、番組は春の運動会のようなコンセプトだったという。「歌手が登場して歌うということは台本になかったが、オープニングでそのような状況が発生し、歌が終わると周りの出演者たちが拍手をしていたので、合わせてした」ということだ。

 「もし、そのような内容の歌ということが分かっていたら、拍手をするはずもなかったし、場の雰囲気のために拍手をしなければならない状況だったら、終わってから日本の事務所側から制作社側に編集を頼んだだろう」と説明。これからもっと勉強をして、慎重に活動すると繰り返し強調したヘリョン側は、日本の事務所側に再びこのような事が起こらないよう配慮してほしいと頼んだとし、重ねて了解を求めた。

 ヘリョンは先月31日、TBSのバラエティー番組『リンカーン』に出演。歌手八代亜紀が歌った君が代を聞いて拍手をした動画がインターネットで出回り、ネットユーザーたちの非難に直面した。

チョン・ギョンヒ記者
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