-ドラマでは、衣装も可愛かったのですが、ご自身の意見は入っているのですか。
「基本的には衣装チームにおまかせしましたが、ヨンの時とイルジメの時の雰囲気は大きく変えたい、たとえばヨンの時にはブルー系のわんぱくな感じの色合いで、そしてイルジメが最初に登場する時と、完璧なイルジメになった時とは姿を変えたい、と希望しました。そういった衣装での変化は、演技を極大化する助けにもなりますから」
- いろいろな扮装もありましたが、気にいったものはありましたか。
「扮装はどれも楽しかったですが、牛を殺す白丁役が面白かったです。ほかの扮装もそうですが、血を付けた姿や変わった姿は写真もたくさん撮ってあります(笑)。面白かったし、普段やらない姿というのは思い出になりました」
- 露出シーンはほとんどなかったですが、お嫌いなのでしょうか。
「その人物を描くのに必要がなければ、あえて脱ぎたくないです。特にイルジメでは、そういうシーンは逆効果な気がしました。監督は、“女性が喜ぶから”と脱がせたかったようですが、そういう作品ではないだろう、と言いました。また、特にお見せするような完璧な体でもないですし(笑)。今後、作品としてそういうシーンが必要な時があれば、いつかは(そのような姿が)見られるのではないでしょうか」
- イ・ジュンギさんの作品を選ぶ時に「これだけは譲れない」ものは何でしょうか。
「脚本の完成度です。脚本については、おもしろいと思えなければ、修正をお願いします。自分が楽しめなければ、ドラマが最後までよくなるという保証ができません。そのことだけは僕をキャスティングする人はわかってないとだめですね(笑)。自分たちが楽しく、共感して演じられなければ、いくら編集でどうやったとしても、視聴者にわかってしまう。だから脚本だけは譲れないんです」
- オフには何をしていますか。最近ハマッていることはありますか。
「このごろは、公演をたくさん見ています。演劇からコンサートまでいろいろ。演技以外にもさまざまな表現に刺激を受けています。演技の延長としていろいろ感じて、アイデアがわいて勉強になります」
次回作のオファーが引きも切らない中、うわさされていた作品への出演を断るなど、選択に慎重を期しているのは、気にいった脚本に出会っていないからだろうか。しかし、多くの公演を見てインスパイアされた「何か」とともにファンに元気な姿を見せてくれる日は目前だ。
イ・ジュンギは4月18日にソウルで大規模ファンイベント「エピソード2」を行う。コンサート形式で行われるイベントで、現在は歌・ダンスのレッスンに余念がないという。ドラマやスクリーンとは違った姿を見せたい、と意気込みと同時にワクワクした気持ちを隠さなかったイ・ジュンギの「エピソード2」が実に楽しみだ。
同時に、新作を待ち焦がれる声も高まる一方だ。韓国人男性としての義務を果たす日も取りざたされているイ・ジュンギにとって、非常に意味深いものとなるだろう次回作も期待せずにはいられない。
東京=野崎友子通信員