俳優で映画監督も務めるユ・ジテの4本目の短編映画『招待』が、6月9日から14日まで日本で開催される「ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア2009」のコンペティション部門に出品された。
この映画祭はアジア最大級の短編映画祭で、ユ・ジテは昨年、自身の監督作品『我知らず』で特別賞を受賞している。
『招待』は現状からの脱出を夢見る孤独なキャリアウーマン(オム・ジウォン)と、無味乾燥な日常を送る仕事のない作家(ユ・ジテ)の世間との交流や断絶を独特の感性で描いている。
最終シーンを除き、すべて写真で撮影するという方式で完成したこの作品は、ユ・ジテが脚本・監督・主演と1人3役をこなしている。
なお、『招待』は5日にソウル市鍾路区で行われるユ・ジテのファンミーティングで初公開される予定だ。