『よく知りもしないのに』カンヌ映画祭出品


 ホン・サンス監督の新作『よく知りもしないのに』が今年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待されるか、関心が集まっている。

 同映画を配給するスポンジ側は1日、「今年カンヌ国際映画祭への出品を決めて、現在手続きが進行中。どの部門に招待されるかはまだ分からない」と発表した。

 この作品は、映画監督の計画のない旅行記で、キム・テウやコ・ヒョンジョン、オム・ジウォン、ハ・ジョンウ、ユ・ジュンサンら豪華キャストがホン・サンウ監督の映画という理由だけでノーギャラ出演し、関心を集めた。

 ホン・サンス監督はこれまでカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、『女は男の未来だ』『映画物語』などが招待されたことがある。昨年は『夜と昼』がベルリンン国際映画祭コンペティション部門に招待されるなど、ヨーロッパの映画祭で熱いラブコールを受けている。

 そのため今年も『よく知りもしないのに』がカンヌ国際映画祭に招待される可能性は高い。今年韓国映画は、パク・チャヌク監督の『コウモリ』やポン・ジュノ監督の『マザー』などがカンヌ国際映画祭への出品を考慮しており、どの映画がコンペティション部門に招待されるかも関心事の一つだ。

 『よく知りもしないのに』は5月14日に公開が確定。韓国映画では『キムさん漂流記』と対決することになった。

チョン・ヒョンファ記者
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