故チャン・ジャヨンさんが生前に出演した映画2本が公開を控えている。
まず、チャン・ヒョク主演の映画『ペントハウス・エレファント』(チョン・スング監督)は、フリーの写真作家ヒョヌ(チャン・ヒョク)と整形外科専門医ミンソク(チョ・ドンヒョク)の前に、12年前に突然姿を消した友人ジンヒョク(イ・サンウ)が金融専門家として成功して現れたことで繰り広げられる3人の愛と秘密を描いた作品。
昨年12月にクランクアップして現在編集作業中で、チャン・ジャヨンさんは浮気者の妻帯者ミンソクのせいで自ら命を絶つ女性を演じており、チャン・ジャヨンさん自殺のニュースが報じられた後、制作陣は当惑していたという。
チャン・ジャヨンさんのもう一つの遺作『彼らがやって来る』(仮題、カン・ソクボム監督)は、人気資産管理コンサルタントのスンピル(イ・ボムス)の失踪事件をコミカルに追跡する映画で、チャン・ジャヨンさんはスンピルのヨガ講師役で出演した。
両映画の関係者は、「2本ともチャン・ジャヨンさんの出演シーンは多くない。まだ公開日が決まっておらず、最終編集も済んでいないが、チャン・ジャヨンさんの出演シーンがカットされることはないだろう」と話した。