ヤン・イクチュン監督のインディペンデント(自主制作)映画『息もできない』が、スイス・フリブール国際映画祭でザ・エクスチェンジ・アワードを受賞した。
同作品の配給会社ジンジン側は23日、「今月21日に閉幕した第23回フリブール国際映画祭で『息もできない』が、学生審査団が選んだ作品に授与されるザ・エクスチェンジ・アワードを受賞した」と発表した。
今回の受賞により、同作品は第38回ロッテルダム国際映画祭、フランスのドービル・アジア映画祭での受賞に続き、3度目の受賞を果たしたことになる。
フリブール国際映画祭の審査委員らは、「同作品は主人公のサンフンを通じ、今の時代の暴力を告発している驚くべき作品。暴力や暴言の裏に救いの可能性が感じられ、徐々に優しさを取り戻していくサンフンの姿に感動した」とコメントした。
同作品は4月16日から公開される予定だ。