ポン・ジュノ監督が次回作『雪国列車』を2011‐12年には必ず完成させると断言した。
ポン監督は18日、『TOKYO!』の米国公開と関連し、米国の映画専門サイト「コライダー・ドットコム」とのインタビューで、「(完成間近の)『マザー』を仕上げたら、直ちに『雪国列車』のシナリオ作業に入る。遅くとも2011年か2012年には映画を完成させる予定」と話した。
『雪国列車』は1986年にフランスのアングレーム国際漫画フェスティバルでグランプリを受賞したフランスの同名漫画が原作で、厳しい寒さに襲われた地球で唯一、人間の生きる場所として残された雪国列車を舞台にした作品。
ポン監督は「原作漫画は人類の未来をディストピアの視覚で見た非常に面白い作品。映画にはさまざまな国が参加してグローバル・プロジェクトとして制作されるが、結局は“韓国映画”になるだろう」と話した。