イム・ジュファン、初のファンミ訪日で会見


 14日、ドラマ『雪の女王』や映画『霜花店』などに出演したイケメン俳優のイム・ジュファンが14日と15日の両日、東京でファンミーティングを開催するにあたって、記者会見を行った。

 前日13日に羽田空港から日本入りしたが、「空港にたくさんの方が来てくださって感慨深かった」とファンの歓迎に驚いたというイム・ジュファン。

 「ファンミーティングを行うのは今回が初めてだが、日本にはCM撮影や個人的に、11回来ていて、今回12回目。緊張しているが楽しみ」と、日本への親近感やわくわくしている様子を隠さなかった。

 チョ・インソン、チュ・ジンモが主演を務めて大ヒットした『霜花店』では、美少年で構成された「乾竜衛」のメンバーで、乾竜衛のリーダー、ホンリム(チョ・インソン)を慕うハンベク役を務めた。


 『霜花店』について、「ハンベクはホンリムの右腕で、忠誠心が強く、愛のためには命を投げ捨てるようなロマンチックなキャラクター」とし、「撮影期間が長かった。アクションが大変で、さまざまな訓練を受けた」と振り返った。

 そして先般、イム・ジュファンは大人気ドラマ『花より男子』にF4のメンバー、ソ・イジョン(キム・ボム)の兄、ソ・イルヒョン役でゲスト出演した。

 「今、ドラマ『耽羅は島だ』を撮影中だが、それが『花男』と同じ制作会社ということで、ゲスト出演の話があった。話題のドラマへ出演することによって『耽羅は島だ』にもよい影響を与えるのでは、ということもあり、出演した。『花男』は過密スケジュールで、スタッフや俳優らがほとんど寝ていない過酷な状況ながら、現場の雰囲気が良かった」と出演した経緯と感想を述べた。


 その事前制作のドラマ『耽羅は島だ』では、メーンキャストを務めるイム・ジュファン。「朝鮮時代を舞台にした時代劇で、漂流でたどりついた西洋人と、済州島の海女さんと、ソウルから島流しにあった人、それが自分だが、彼らのおもしろいエピソードを描いたもの。たまたま入ってみたレストランがおいしかった、というような感じのドラマ」と期待感を持たせた。

 ソフトでスマートなイメージが人気のイム・ジュファンだが、「ソフトなイメージはコンプレックス」だと言う。

 「自分の性格は男っぽいのにソフトなイメージから抜けきれなかったが、ハンベク役で少し抜け出せたかと思う。今後はワイルドな役、猟奇的な殺人者など、新しい自分の姿を見せていきたい」と力強く語った。

東京=野崎友子通信員

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