チェ・ジウ『スターの恋人』プレミア試写会で舞台あいさつ


 韓流スター、チェ・ジウが、12日午後、恵比寿ガーデンホールにて行われた『スターの恋人』のプレミア試写会で舞台あいさつに登場。会場を埋め尽くしたファンに満面の笑顔で作品をPRした。

 自身をほうふつとさせる「アジアのトップスター」を演じた最新ドラマ『スターの恋人』がWOWOWで5月に日本初放送されることから、11日に3泊4日の予定で訪日したチェ・ジウ。今回の試写会には、300組600名の募集に対し、2700件の応募があるなど、その変わらぬ人気を証明した。

 舞台あいさつに登壇したチェ・ジウは、ファンの呼びかけに笑顔で手を振るなど余裕の様子を見せ、質問に答えた。


 脚本家のオ・スヨン氏について「2作目だったので、信頼を寄せていたし、スヨンさんも自分を知ってくれている」とし、「(スター役は)照れくさいとも思ったが、ラブストーリーなのでぜひ出演したかった」と出演を決めた経緯にも触れた。

 自身と役のイ・マリが似ている点、似ていない点を問われると、「マリがチョルスに対していたずらをしたりする、明るい姿は自分と似ている。でも、マリは寂しくて、自分のことをわかってくれる味方がいなかったが、自分にはそういう友達がたくさんいるので、寂しくない。そのあたりがマリとは違う」とした。

 「今回のドラマはラブストーリーということで、思ったより泣くシーンがあった。感情移入しやすかったので、マリがかわいそうな部分では感情移入ができた」と話し、「涙の女王」健在の演技が思うようにできた満足感をのぞかせた。


 「劇中劇は楽しみながら演じることができた。機会があれば、本当に時代劇にも出たいし、バンパイアもやってみたいと思う」と話し、今後の役柄に対する期待感も。

 『スターの恋人』は奈良、神戸、大阪など日本で昨年の10月中旬から11月上旬までロケを行った。極秘での撮影だったにもかかわらず話題となり、ファンらが大勢賭け付けた。そんな日本ロケの思い出を「日本の美しいところをいろいろ見られた。今日会場には顔なじみの方がたくさんいらっしゃるが、撮影中は皆さんがいろいろ応援してくれて、ありがたかった」と語り、ファンに感謝の意を示した。

 そして「『スターの恋人』で、これまで見せていなかった姿を、ときめくような感情の変化を楽しんでください。これからも成長していく、努力を惜しまないチェ・ジウとして頑張ります」と締めくくった。

『スターの恋人』はWOWOWで5月1日から毎週金曜夜8時から2話ずつ放送される。



東京=野崎友子通信員

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