公演取消:Rainがハワイで法廷に


 Rain(ピ)が米国ハワイ公演の取り消しに関連し、現地の法廷に立つ。

 当時ハワイ公演を主催したクリック・エンターテインメントがRainと元所属事務所JYPエンターテインメントを相手に、2007年6月にハワイ地方裁判所に提起した4000万ドル(現在のレートで39億4000万円)の損害賠償請求訴訟の陪審裁判が10日(現地時間)から約1週間行われる。Rainはこの期間中、証人として裁判所に出席し、自身の立場を伝える予定だ。Rain側も10日(韓国時間)、このような事実を確認した。

 クリック・エンターテインメント側は、07年6月15日にハワイで行われる予定だったRainのコンサートに対する制作興行権を購入したが、Rain側が一方的にコンサートを取り消したとし、損害賠償請求訴訟を起こした。だがRain側は、当時コンサートを強行したかったが、現地の舞台設備などが全く整っておらず、コンサートを行える状態ではなかったと主張している。

 一方、RainとJYPエンターテインメントはクリック・エンターテインメント側が韓国でも告訴した件に関し、07年10月、ソウル中央地検刑事6部から嫌疑無しの判定を受けた。

キル・ヘソン記者
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