ヨン様、お忍びで訪日していた！

　ペ・ヨンジュンがお忍びで日本を訪問し、世界的な漆芸家・全龍福（チョン・ヨンボク）氏と対面を果たしていたことが分かった。

　韓国の文化を紹介する旅行本『韓国の美』発行を準備しているペ・ヨンジュンは先月26日から1週間の日程で訪日、全龍福氏から直々に漆塗りを習った。全龍福氏は韓国で漆芸家として活動、日本の伝統ある結婚式場・目黒雅叙園の館内を3年にわたり「らでん」や漆で装飾・修復し、世界的にも有名になった。全龍福氏が運営する岩山漆芸美術館（岩手県盛岡市）は、世界最大の漆芸美術館として知られている。

　ペ・ヨンジュンの所属事務所は「漆を使ったさまざまな漆芸作品に魅了されたペ・ヨンジュンは、漆塗りを習いたいと全龍福先生に連絡、これを先生が快諾してくださり、訪日が実現した」と説明している。朝早くから夜遅くまで、筆を握ることから始め、漆を塗り、模様を入れ、パネルにさまざまな色合いの漆で絵を描くことまで、直々に教わったという。

　美術館関係者は「伝統文化と職人精神を単に体験するのではなく、深く理解しようとする気持ちの表れ。体験の域を超え、漆芸家の卵としての熱意や才能がうかがえる。さらに、韓国文化に対する関心や知識の高さにもとても驚いた」と話している。